バンガード五郎 ETFを買う

バンガードの低コストインデックスファンド・ETFをバイ&ホールド

2019年の投資戦略などをつらつらと書いてみた

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バンガード五郎です。

つみたてNISA制度のスタートに合わせて、2018年から株式投資を再開しました。

今思えば、タイミングが良かったのか悪かったのかわかりませんが、このところの暴落で米国市場もすっかり弱気相場入りしてしまいました。少額投資家ですので被害は限定的ですが、年末ですので今年の振り返りと2019年の投資戦略などをつらつらと書いてみたいと思います。

 

今年の振り返り

今年の投資額は

  1. つみたてNISA(夫婦口座)・・・40万円
  2. iDeCo・・・約16万円
  3. NISA・・・約120万円

合計投資額は約176万円でした。

通常NISAは5月に開設しETFへの投資をしたため、6月以降に入金されたETFからの分配金の合計金額は119.69USD(約13,000円)です。

ただし外貨で入金されるため、チャリンチャリンと入ってきてはいますが円転することなく、ある程度貯まったら追加資金と共に再投資に回しました。

現在のNISA口座の状況は以下の通りです。

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思いっきりマイナスですが、個人的には特に問題なしと思っています。いや、思うようにしています。1年間投資の勉強をさせていただいで、この程度のマイナスですから御の字です。ただ、投資方針は超長期ですから一時的な下落に一喜一憂する必要はありません。10年チャートで見れば髪の毛3本ほどの下落です、バイアンドストロングホールドあるのみです。

また、最近ブログを徘徊していますと損切りされた方も沢山おられますが、売った時点で負け確なので超長期で投資を考えている私は、たとえ一時的に半値になろうとも売るつもりはありません。ETFでの投資なので倒産などのリスクもないですし、さすがに紙くずにはならないと思っています。そこが個別株と比べた場合の優位性であるわけですから。

 

2019年の投資戦略

  • キャッシュ比率を上げる
  • 積み立ては継続(NISA・iDeCoでS&P500インデックス)
  • 勤倹貯蓄につとめ1円でも多く資金を貯める(種銭作り)
  • ディフェンシブセクター中心の運用
  • インカムを重視する

米国株市場が弱気相場入りしたことを考慮し、以上のような点に留意して2019年は投資をしたいと考えています。リーマンショックを体験したものとしては、その経験から弱気相場での立ち回りは慎重にならざるを得ません。

SBI証券の広瀬隆雄氏の記事を参考にさせてもらうと、過去の弱気相場からの教訓は以下の3つです。

①過去S&P500の弱気相場での平均下落率は−33%程度であり、現在は−20%程度しか下がっていないため、ここ3日ほどの反転で上がると判断するのは時期尚早で、まだまだ下値を覚悟しておいたほうが良い。

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②過去の弱気相場は平均すると12ヶ月程度続く。10月3日を現在の弱気相場の起点とすると、まだ3ヶ月しか経過していない。

③弱気相場はリセッション(景気後退期)の早期警戒シグナルとして信頼できる。

 

このように景気後退期の相場が予想されるなか、具体的には以下のような投資戦略で臨みたいと思います。

ETFの投資先はBlackRockの高配当ETF、『HDV』が今のところ最右翼ですが、その他バンガードVDC(生活必需品)VHT(ヘルスケア)VPU(公共事業)あたりも株価と相談しながらですが、買いたい候補となります。

ETFで高配当といっても利回りは知れていますが、年利3%でも確実にインカムが入るのなら計算できるから安心です。今後リセッション入りし、キャピタルゲインが期待できない状況下では配当金が物を言います。

最近はバフェット太郎さんや三菱サラリーマンさんの影響からか、インカムをとにかく増やしたいという考え方に変わりつつあり、投資対象に関しても「個別株面白そうだな」なんて考えもあったりします。ただ上記二人とは資金力が違うためインカムと呼べるようなレベルではないのですが・・・

 

最後に余談ですが・・・

最近は、わりと真剣に

投資は元本保証のない高金利の貯金と思ってしまえばいいんです(錯乱)

なんて考えたりしています。

米国の配当貴族銘柄のような、減配の可能性の低い企業の中からディフェンシブセクターに属する会社を選んで、ある程度安い(配当利回りが高くなる)ところで仕込む。

そして配当はすべて再投資して株数を増やしていけば、どんどん配当金も増えていき、ゆくゆくはお金がお金を生むマネーマシンが出来上がります。(もしかするとキャピタルゲインも期待できるかも)

リタイア後は年金もらいながら配当を生活費にまわすこともできますし、将来は次の世代へ相続することだってできます。

そのためには、より多くのお金を投資にまわすことが一番重要になります。

ということで来年はより一層、勤倹貯蓄に励みます。

 

皆さんご安全に!