バンガード五郎 ETFを買う

バンガードの低コストインデックスファンド・ETFをバイ&ホールド

まず生き残れ!儲けるのはそれからだ

 

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バンガード五郎です。

↑S&P500の昨日1日のヒートマップです。前回の急落から約10日経ち、再度大きく下落しました。 先週の日経ヴェリタスによれば、前回の急落は2月のVIXショックと同じで、市場のリスク度合いに応じて機会的に資産配分を決める「リスク・パリティ戦略」をとるヘッジファンドの株売が主な原因になっているようです。ある市場関係者によると6割〜7割がこの機械的な“株売装置”によるものだという見方もあるようです。

 

 ↓前回の急落についての過去記事です

www.vanguard560.com

 

 前回と違いディフェンシブ銘柄が活躍する

↓こちらが10月11日急落時のヒートマップです。

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両方のヒートマップを比較していただくと分かる通り、前回は全セクター全滅に近い状態でしたが、今回は生活必需品・公共事業の両セクターが本来の力を見せてくれました。ポートフォリオにこういった値動きの違うものを組み込むことで、資産全体の下落幅を抑えることができることが昨日のような相場では実感できます。筆者の場合は債券を含まないポートフォリオですので、ディフェンシブな銘柄をより多く組み入れるように意識しています。

[VDC]+0.56USD(+0.39%)

[VPU]+2.52USD(+2.09%)

ちなみに昨日、私が監視しているETFの中で一番下げ率が大きかったのはバンガード・米国通信サービスセクターETF  【VOX】でした。

インベスコQQQ(−4.58%)を上回る−4.98%です。

 

 株価が急落するなか果敢に買い向かう

あくまで私見ながら、外的要因による一時的な株価の下落で企業の業績はあくまで拡大していると考えているので、今回も買い増ししております。取引終了間際に一段安となったため、4:50〜5:00の間の10分間で取引しました。

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NISA口座にてVHTを取得単価164.68USD5株VTIを取得単価135.65USD4株買いました。

これで2018年のNISA投資可能額が残り2,461円となりましたので、ほぼ枠一杯となりました。

SBI証券で海外ETFはNISA口座なら手数料無料です。

私のように端数で買う少額投資家にとっては心強い味方です。

VHTは最近まで絶好調でS&P500をアウトパフォームしていたのですが、買い増したいと思っていたところ少し下げたので今回買い付けしました。またVTIについては200日移動平均線を大きく割り込み135USD付近まで下落したので買いました。これ以上落ちるのであれば、400日線を割り込む辺り(130USD)で買うかもしれません。また、NISA枠が一杯になったため、今後どうするか検討が必要となりました。

 

とにかく生き残ろう 

はてなブログで登録させていただいている方も、このところ頻繁に個別株を売り買いされている人が目立ち始めました。中には損切りする人もおられます。

投資はすべて自己責任であり、他人がとやかく言うことではありませんがPERが100倍を超えるような“流行物”に投資する以上、それ相応のリスクは覚悟しなければなりません。

私は10年前にアーバンコーポレイション(2008年9月上場廃止)で痛い目に遭っていますから、個別株には手を出さずに身の丈に合った投資を心がけています。また市場から退場しないことの難しさも過去に学んだつもりです。そこで出会ったのが米国株投資であり、インデックス投資なのです。長期・積立・分散を信条に粛々と投資を続けます。昨日のような急落場面でも慌てず騒がず、バーゲンセールと捉えて資産を積み上げるだけです。

「まず生き残れ!儲けるのはそれからだ」

これはジョージ・ソロスの言葉です。

そしてある格闘家がこんなことを言っていました。

「最後にリングに立っていることが何よりも大切だ」

 

皆さんご安全に!

 

バフェットとソロス 勝利の投資学

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